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リフォーム時の色で変わる!キッチンの印象と選び方のポイント

リフォーム時の色で変わる!キッチンの印象と選び方のポイント

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リフォームでキッチンを選ぶときに、「キッチンの色は何色にしよう」と悩むことはありませんか?「空間の色」にこだわるとキッチンの印象は大きく変り、よりお洒落で居心地の良いキッチンになります。ここでは、「色が与える印象」や「キッチンの色の選び方」について紹介します。

色が与える効果とは

色は「重い」「軽い」「寒い」「暖かい」など、人に与える印象が違います。「代表的な色が、どのような感じを与えるのか」を紹介します。

色には「暖かく感じる色」と「冷たく感じる色」がある

色は大きく分けて「暖色」と「寒色」に分かれます。これらがそれぞれどのような色なのかを紹介します。

暖かく感じる色「暖色」

暖色は赤やオレンジなどの「明るい色」であり、視覚的・心理的に「温かみ」を感じる色です。ただし部屋に濃い暖色が多いと、暑苦しくなってしまいます。また、暖色は「膨張色(視覚的に膨張して見える色)」なので、多く取り入れすぎるとキッチン空間を狭く感じさせます。

冷たく感じる色「寒色」

寒色は青や水色などであり、視覚的・心理的に「涼しさ」を感じる色です。濃い青を部屋に多く取り入れると、涼しげな雰囲気になりますが、多すぎると寒い印象になってしまいます。また、寒色は部屋を広く見せてくれる効果があります。

暖色と寒色では、感じる温度が3度前後も違うと言われています。使い方しだいでキッチンの快適さを左右するので、あまり陽の入らない北向きのキッチンには「暖色」を選び、涼しく過ごせるキッチンにしたい場合は「寒色」を選ぶと良いでしょう。

部屋の色で、感じる「空間の広さ」も変わる

同じ広さのキッチンでも色によって、広く見えたり狭く見えたりすることがあります。これは、「進出色」と「後退色」があるためです。

「進出色」とは、暖色や明るい色のことです。実際の位置よりも飛び出して見え、より近くに感じます。

「後退色」とは、寒色や暗い色のことです、実際の位置より遠くに引っ込んで見えます。部屋を少しでも広く見せたい場合、キッチン空間に寒色を多く取り入れると良いでしょう。

「くつろぎを感じるカラー」と「緊張を感じるカラー」

人は目に入る色の影響でリラックスしたり、緊張したりすることがあります。「どのような部屋で過ごしたいか」を考えて、色を選びましょう。

「ナチュラルカラー」でくつろげる雰囲気に

ナチュラル素材や茶系で部屋をまとめると、落ち着いた印象になります。ダイニングからから繋げてコーディネートすると、家族もくつろげる空間になります。ナチュラルカラーは幅広い年齢の人がリラックスできるため、比較的取り入れやすいです。

「ダークカラー」で引き締まった印象(緊張感)を与える

出典:LIXIL

黒や紺といったダークな色は、空間を引きしめる効果があります。ダイニングと繋げてコーディネートすると、すっきりとしたクールな印象になります。黒や紺は書斎や会議室に向いている色であるため、リビングやダイニングにダークカラーを使うと、「来客向きの空間」になります。

色をコーディネートしてキッチン空間を作る

複数の色を組み合わせてコーディネートするとき、「色同士の相性」と「使う色のボリューム(量)」を考えると、調和のとれた空間になります。

部屋の配色を考えるときには広い場所の色を先に決めて、そのあとに細かな場所の色を考えましょう。

ベースカラーは「70%ほど」にする

ベースカラーとは、「床」「壁」「天井」の色を指します。リビング・ダイニング・キッチンのベースカラーを統一すると、調和がとれます。

ベースカラーは面積が広く、一度決めると簡単に変えることができない色です。そのためナチュラルカラーなど、「飽きのこない色」がおすすめです。

また、「床→壁→天井」の順に明るい色にすると、部屋がより明るく広く見えます。

メインカラーは「25%ほど」にする

メインカラーとは、例えばキッチンでいうなら「キッチン本体」を指します。

メインカラーは、キッチンの印象を大きく左右します。自分の好きな色を選ぶのも良いですが、キッチン空間全体で色の調和を考えましょう。

また、メインカラーは「ベースカラーとの相性」も大切です。ベースカラーとメインカラーを、鮮やかな色にした場合は、個性的なキッチンになります。淡い色や、ナチュラルカラーでまとめた場合は、落ち着いた印象になります。

アクセントカラーは「5%ほど」にする

アクセントカラーとは、「メインカラーにメリハリをつけ、空間のアクセントとなる色」のことです。キッチンでいうと「皿」や「調味料入れ」「飾っている雑貨」などを指します。

アクセントカラーは小物で取り入れると良いです。思い切ってベースカラーやメインカラーと反対の色を取り入れたり、目立つ色を使ったりすれば、キッチン空間のメリハリが強調されます。また、小物のカラーでキッチンに季節感を出すのも、簡単に部屋の雰囲気を変えることができます。

「光」でキッチン空間の見え方が変わる

出典:Panasonic

「窓があるかどうか」「照明は何色か」などでも、キッチンの見え方は変わります。窓があるとキッチンに自然な光が入るため、暖色のキッチンではなくても、温かい印象になります。

出典:Panasonic

キッチンでは包丁を使うため、明るく手元が見やすい「蛍光灯」がおすすめですが、最近ではLED照明も増えてきました。影ができにくく食品の色がクリアに見えるものであれば、安全面や衛生面でも理想的です。

ただ白いキッチンの場合は、照明が白熱灯ではベージュやアイボリーに見えてしまう可能性があるので、蛍光灯をおすすめします。白熱灯や電球色の蛍光灯は黄色みが強い光なので、全体的にややオレンジかかった色に見えます。

出典: LIGTING FACTRY

主照明だけでは明るさが足りない場合は、間接照明やスポットライトなどで明るさを確保する方法もあります。コンロ周りに照明を取り付ける場合は、油などで汚れやすいため、シンプルで掃除のしやすい素材にしましょう。

カラー別で変わるキッチンの例

キッチンはカラーによって、印象が大きく変わります。ここからは、さまざまな色を使ったキッチンの例を紹介します。

赤

出典:LIXIL

赤は華やかで目立つ色です。明るく活発な色なので、食欲が沸きやすくなったり、会話が弾んだりしやすいです。ワインレッドのような「深みのある赤」は広い面積に使っても良いですが、ビビッドカラーの赤は暑苦しく感じることがあるので、狭い面積でアクセントとして使うほうが良いです。

ピンク

出典:LIXIL

ピンクは甘い雰囲気があり、女性的な色です。ピンクはトーンによって雰囲気が大きく変わります。濃いピンクは艶やかな印象になり、淡いピンクは上品な印象になります。

黄

出典:LIXIL

黄色はぱっと目を引く色で、空間を明るくします。鮮やかな黄色は非常に目立つため、メインカラーやベースカラーとして取り入れるには不向きです。淡い黄色なら、広い面積に使っても優しい雰囲気になります。

オレンジ

出典:クリナップ

オレンジはフレッシュ感や開放感、親しみやすさを感じられる色です。そのためキッチンに取り入れると、楽しく食事ができます。淡いオレンジはさわやかな印象になり、ブラックがかったオレンジは落ち着いた雰囲気になります。

緑

出典:LIXIL

緑は安らぎが感じられる色です。植物を連想させ、癒しの空間を作ることができます。青緑はクールな印象になり、淡い緑は爽やかで、冬にはぬくもりを感じます。

青

出典:クリナップ

出典:Panasonic

青は爽やかさと清潔感、涼しさを感じる色で、クールな印象になります。青はキッチンを、広く見せたいときに向いていますが、トーンに注意しないと寂しい印象になります。キッチンだけでなく、キッチン収納やカウンターにも同じ色を使う場合は、ソフトな青にすると穏やかな印象になります。

紫

出典:LIXIL

紫は、優雅さや気品を感じる色です。印象的な色のため、他の色と組み合わせるのを難しく感じることがあります。紫はトーンによって、華やかにも落ち着いた雰囲気にもなります。

茶

出典:LIXIL

茶色どの色とも相性が良く、組み合わせやすいです。茶色にも色々なトーンがあるため、リビング・ダイニングと色を統一するとモダンな雰囲気になります。

白

出典:LIXIL

白は他の色と組み合わせやすい色で、キッチンの「壁」「床」「天井」などにも使いやすい色です。しかし素材の良し悪しが目立つため、カウンターやダイニングテーブルも白にする場合は、安っぽくならないように素材にもこだわると良いでしょう。上の写真は、キッチンをツートンカラー(2色)に仕上げています。

黒

出典:LIXIL

黒はインパクトが強く、空間を引き締める効果があります。黒を上手く取り入れると、ホテルのように生活感を消し他空間に仕上げることができます。キッチン本体がブラックでツヤがあると、豪華な印象になります。

グレー

出典:LIXIL

グレーは他の色と調和して合わせやすい色です。基本的にどのような色とも合うのですが、キッチン周りの「壁・床・天井」や「キッチン収納」のカラーを、色の差があまりないものと組み合わせることで、都会的なイメージになります。

色だけではなく、「素材」にもこだわるべき

出典:LIXIL

キッチン空間は色だけでなく、「使う素材」にもこだわると良いです。キッチンを木目調などにすると、よりお洒落なキッチンになります。この場合、ダイニングからもキッチンがオープン型や見えるような空間にリフォームすると、「見せるキッチン」にすることができます。

まとめ

キッチンをリフォームする場合、「配色」を考えると、より理想の空間を作ることができます。「キッチン本体の色」「壁の色」「床の色」などのバランスにより、キッチンの印象は大きく変わります。毎日使う場所だからこそ色にこだわり、素敵なキッチン空間を作り上げてください。

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